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病院で禁煙

禁煙の評価基準

禁煙先進国アメリカの禁煙評価基準

禁煙先進国であるアメリカの保健省が発行しているアメリカ禁煙事情、禁煙評価基準の中でも、禁煙の評価は「禁煙維持の追跡調査期間は1年以上。 」という記載があり、1年以上の長期間かけることの重要性があげられています。

アメリカの保険省の考える禁煙評価基準

  • 禁煙維持の追跡調査期間は1年以上。
  • 自己申告のみによらず生理学的検査法(呼気CO濃度,尿中ニコチン代謝物濃度など)が行なわれている。
  • 喫煙本数の減少では評価せず、禁煙行為を採用する。
  • 指導を完了した人,調査に回答した人だけに基づくものではなく全対象者の結果を示す。
  • プログラムの方法,対象,追跡調査などについて詳細に記載してある。

米国保健省:アメリカ禁煙事情.米国式禁煙法とその評価,社会保険出版社,東京,1990

日本でも1年後の評価が重要

日本でも1年後の評価が重要であるということが認識され始めています。この1年後の禁煙率の評価を1年禁煙率と称し国内での報告が増えてきています。
保健所や大学病院、総合病院、開業医、企業関連病院などいずれも禁煙指導により33%~61%と高い1年禁煙率の結果が得られています。

 

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